アビ目アビ科

シロエリオオハムのお話 その2

晴れた日にシロエリオオハムの写真を撮りたくて

2日後 同じ海岸に向かいました

ところがなかなか近くにやって来ない

そのうちパタリと姿が見えなくなったので

1度現場を離れ 鵡川へ

再び戻った海で見たのは

死体となって海岸に打ち上げられたシロエリオオハムと

海岸に打ち上げられたシロエリオオハム海岸に打ち上げられたシロエリオオハム

釣り糸にかかってしまった別個体の姿でした

釣り糸にかかってしまったシロエリオオハム釣り糸にかかってしまったシロエリオオハム  アビ目 アビ科

美しい自然の中で野鳥を観察するのはとても楽しいことだけれど

時々見ているのが辛くなることがあります

それは親鳥の後を追うヒナが捕食者に狙われて命を落とすことだったり

羽を損傷して取り残された渡り鳥だったりするのだけれど

1番辛いのは 人のせいで生きものが苦しむ姿を見ることです

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救いは人の優しさ

意図せず水鳥を釣り上げてしまった釣り人は

網で静かに保護し 丁寧に針を取り除いてくれました

海に戻ることのできたシロエリオオハム

もう岸壁のそばに来て欲しくないと

1番強く願ったのは 釣り人だったのかもしれません

撮影日 2016/9/16 ・ 撮影場所 苫小牧市

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  1. たくちゃん より:

    おまさんおはようー^^

    そう・・・
    気になってたの
    更新まだかなーって^^;

    釣り糸と聴いていたからそのあとはどうなったんだろー・・・って
    聞くことも怖かった・・・

    たくちゃんが3羽撮ったときの写真見て
    どの子か・・・って・・・
    亡くなってた子
    釣り糸にひっかっかった子・・・
    なんか切ないね・・・

    おまささんはそこに出くわしたのだから
    なお切なかったことでしょう・・・

    この夜は眠れたかな・・・

    となりのパパさんの画像を見せてもらったの
    まだ泳いでいたの・・・
    身体が何か
    きっと船のモーターにひっかっかたのではと思われる
    大怪我をおっていた・・・
    もしかしたら その子が息絶えたのかな・・・

    悲しいね・・・

    釣り糸の子・・・

    良かったー・・・
    釣り人さんありがと・・・
    シロエリオオハムに優しくしてくれて ありがとー・・・
    って書いてたら
    朝から泣けてしかたがない

    只今6時28分^^
    すっかり空が明るくなったね

    ではでは
    きょうも良い日をー

    • omasa より:

      お返事が遅れてごめんなさい
      あの日は結構へこんでしまったけど
      とにかく釣り人さんの優しさに救われたんだよね

      網で保護したあとね
      すぐに水鳥の目を手で覆ってね
      それも そっと とっても優しく
      針を取るのも簡単じゃなかったんだけど
      根気強く丁寧にやってくれたんだよ
      海に戻ったときは ちょっと泣きそうになりましたよ

      それからね 亡くなった子の体にはひとつの傷もなかったんだよ
      市役所の人が水鳥を持ち上げて 丁寧に調べたんだけれど
      外観はきれいなものだったの

      釣り上げられた子にも傷はなかった
      ということは もう1羽が怪我をしてたのかなぁ
      岸壁近くで目を閉じたり開けたりして
      何度も首を左右に振っていたからね
      そうだとしたら かわいそうだね

      しばらく港には行かれないなぁ
      って写真仲間と話てたんだよ

      連絡が遅くなってごめんね

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