カモ目カモ科

ウトナイ湖 ねぐら立ち

ウトナイ湖のマガンの数がピークを迎えているというので
昨日、張り切って行ってきました!
家を出たのが、午前4時20分頃。
ウトナイに着いたのは、5時前でした。
地面には霜が降り、手袋をしていても指先が痛いほどでしたが
申し分のないお天気に大満足。
けあらしです。
マガンの群れも 霞んで見えます。
突然、地響きに似た音がして、マガン達が一斉に飛び立ちました。
赤味を増した東の空にも
 月の残る西の空にも、マガンがいっぱい‥

顔を出した太陽が、けあらしの立ちのぼる湖面に映し出され
 それはそれは、とても幻想的でした。
やがて第2陣が飛び立ち、群れは赤い太陽を横切って行きました。
 息を呑むような美しい風景でした。
 明るくなるにつれ、手のかじかみがなくなり
夢の世界から解き放たれた気がしました。

少しして 残っていたマガンの群れも、明るくなった空に飛び立って行きました。
生まれて初めてのマガンのねぐら立ち。
暗い道を走った価値があったと思いました。

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  1. 早起きして、行った甲斐がありましたね。
    「月に雁」も決まりましたね。
    ただ、広重の月に雁は、ねぐらへ帰るところなので、逆パターンというところが、面白いです。

  2. おまさ より:

    ジャニーギター様
    はい、頑張った甲斐がありました。
    飛び立つ前の、あの地響きのような音が忘れられません。

    広重のあの迫力には到底及びませんが、月の近くを飛んでくれたので嬉しかったです。
    余談ですが、あの絵に描かれた鳥、マガンでもないし、ヒシクイにも見えません。で 調べてみたら、コクガンとありました。
    なるほど‥あれはイメージで描かれたものだったんだ‥と納得しました。

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