スズメ目アトリ科

研究林の漂鳥たち

 前回は研究林で出会った夏鳥を紹介しましたが、今回は漂鳥(ひょうちょう)を。

国外からの長距離を移動する渡り鳥と違い、

漂鳥は山地から平地など小規模の季節移動をします。

ミヤマカケス、そろそろ山に帰る頃かな‥。

ミヤマカケスOLYMPUS DIGITAL CAMERA

続いてはマヒワ。

冬鳥なのか漂鳥なのか迷いましたが、

北海道では平地から山地の林で周年見られるとのこと。

ほとんどが大雪山系などの標高の高い山で繁殖し、

冬場は平地の林を標行し、市街地の公園林などに姿を現すのだそうです。

ということで、今回は一応漂鳥の仲間として紹介させて戴きました。

マヒワ(オス)OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ちなみに下の写真は、渡り鳥(旅鳥)のハクチョウ。

鳴きながら北に向かう小さな編隊が、研究林の森の中から見えました。

シベリアに帰って行くのでしょうか。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

夏鳥として扱われている鳥を冬に見たり、旅鳥を夏に見たり、

最近そういうことが増えている気がします。

何かアクシデントがあったのか、それとも環境の変化なのか。

回転の鈍い頭は、混乱するばかりです。

撮影日  2014/4/20  ・  撮影場所  苫小牧市

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