スズメの仲間、ハシボソガラスの野鳥図鑑です。

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水辺の鳥、スズメの仲間、ホオジロ科

  • ハシボソガラス
ハシボソガラス

【分類】
スズメ目、カラス科、カラス属

【現れる時期による分類】
留鳥。

【全長】
50cm

【外観の特徴】
雌雄同色。
全身が光沢のある黒色。
外から見える羽は黒いが、皮膚に近いところの短い羽毛は白く柔らかな羽毛で、寒さに強く冬も水浴びをする。
地肌の色は黒っぽい灰色。脚とクチバシも黒色。
ハシブトガラスに似るがやや小さく、くちばしが細く上くちばしがあまり曲がっていないところと、額が出っ張っていないところで判別できる。

【習性】
河川敷や農耕地など開けた環境に生息する。極度に都市化が進んだ地域や高山帯ではあまり見られない。
ペアは年間を通し縄張りを持つが、非繁殖期には夜間決まった林に集団でねぐらをとる。
開けた場所に位置する樹木に木の枝を組み合わせたお椀状の巣を作る。

【鳴き声】
鳴き声は「ガーガー」

【食性】
昆虫類、鳥類の卵や雛、小動物、動物の死骸、果実、種子等を食べる。
ハシブトガラスよりも比較的植物質を好む傾向にある。
ハシブトガラスと違い地面をウォーキングする時間が長いため地面採食もする。