スズメの仲間、カワラヒワの野鳥図鑑です。

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水辺の鳥、スズメの仲間、ホオジロ科

  • カワラヒワ
カワラヒワ

【分類】
スズメ目、アトリ科

【現れる時期による分類】
留鳥

【全長】
14cm

【外観の特徴】
スズメと同大だがやや小さい。
全体的に黄褐色で、太いくちばしと、翼に混じる黄色が特徴的である。

【習性】
低山から低地にかけての森林に広く生息。
近年は、都市部の市街地の公園や川原などでも観察される。
繁殖期には針葉樹林などで番いで生活し小さな縄張りを持つが、秋季以降は数十羽から数百羽の群れを形成することがある。
秋にオスは樹上で集団で求愛ディスプレイを行う。
人為環境下ではヒマワリなどの種子を特に好み、大きな種子を太いくちばしでついばむ様子が観察される。
樹木の枝などの茂みの中に、枯れ枝や細根等々を使って椀状の巣を造る。

【鳴き声】
地鳴きは「キリリ、コロロ」。
さえずりは「チョンチョンジューイン」等と聞こえる。

【食性】
主に植物食で、植物の種子を食べることが多い。